弁護士になった当初は、加害者側（損害保険会社側）の代理人弁護士として年間１００件以上の交通事故案件を受任してきました。

しかしながら、そこで目にしたのは沢山の顧問弁護士を抱える大企業の損害保険会社に対して、被害者やそのご家族は孤独で非常に弱い立場に置かれているという現実でした。

また、多くの加害者が交渉を保険会社や代理人に任せて普通の社会生活に戻る一方で、遷延性意識障害や高次脳機能障害などの重篤な後遺障害が残存するケースでは、被害者やそのご家族は重い後遺障害と一生向き合っていかなければならず、そのような理不尽な目にあっている被害者の力になりたいと考えるようになりました。

しかしながら、弁護士としての経験や知識がなければ大企業である損害保険会社と闘うことはできませんので、加害者側（損害保険者側）の代理人として経験を積み、研鑽を積んできました。

そして、「交通事故に強い弁護士」と言えるほどの十分な経験と知識を得ることができた時、加害者側の代理人として培った経験やノウハウを今度は被害者救済のために生かそうと被害者側専門の法律事務所を設立し、今では被害者の方やご家族と一緒に闘っています。

私は交通事故のスペシャリストとして、これからも被害者の方やご家族の皆さんと手をたずさえて一緒に闘っていきます。